東近江のつくり手さん紹介 ≪伊庭貞一さん≫
2014年07月23日
8月2日開催の、東近江スタイル体感型展示会にご参加いただく
東近江のつくり手さんをご紹介。
東近江市旧能登川町にお住いの能面作家伊庭貞一さん。
能文化の歴史深い滋賀。
昔から近江井関家など、有名な能面師らも活躍していたそうです。
ところが、
「能ってなに?」といった具合に、能楽能面文化を知らない人が多くなり…。
そこで、滋賀能楽文化を育てる会をつくり、
能楽能面の伝承・普及に取り組んでいらっしゃいます。
さて、能面といえば?
「どこかで見たぞ」と、見覚えのある方もいらっしゃるのでは?
能面の種類は多く、
「こんなのもあるよ」と見せてくださったのは、
痩せ女。
あまりのリアルさに声を失う。
どうやって能面ができあがるのか、その工程を少し拝見。
能面は「彫る」とは言わず、「打つ」というのだそうです。
ヒノキの塊に向かう姿は、確かに面を打つ。
古い面であるかのような古びを出すための彩色の工程も圧巻。
顔料を何度も何度も重ね、
拭きとり、ときに、削り。
職人仕事。
人間の手が生み出すものに際限はないと思いました。
ふだんから「人の表情」が気になって見てしまう・・・という伊庭さんがつくられる創作面は、
今を生きる人の顔にも似通っていて
じっくり眺めてしまいます。
狂言面もおもしろい。
実に多くの能面の型がありました。
知らない世界です。
伊庭さんの語る能楽・能面の話は
いつまでも聞いていたいぐらい話題豊富。
「へぇ~」と新たな発見が一杯。
楽しそうに話される姿に、
こちらもどんどんワクワクしてくるのでした。
歴史あるものだから遺さねばならない、ではなく
「おもしろいなぁ」
「素晴らしいなぁ」と感じるものだから
まずは多くの人にご紹介したい。
8月2日開催の、東近江スタイル体感型展示会では、
実演と共に、能面打ちの体験の場も設けてくださいます。
木を打つとヒノキの香りも楽しめる、
貴重な機会。
伊庭貞一さんの手仕事にふれることのできる東近江スタイル体感型展示会
詳しくは→こちらから
東近江のつくり手さんをご紹介。
東近江市旧能登川町にお住いの能面作家伊庭貞一さん。
能文化の歴史深い滋賀。
昔から近江井関家など、有名な能面師らも活躍していたそうです。
ところが、
「能ってなに?」といった具合に、能楽能面文化を知らない人が多くなり…。
そこで、滋賀能楽文化を育てる会をつくり、
能楽能面の伝承・普及に取り組んでいらっしゃいます。
さて、能面といえば?
「どこかで見たぞ」と、見覚えのある方もいらっしゃるのでは?
能面の種類は多く、
「こんなのもあるよ」と見せてくださったのは、
痩せ女。
あまりのリアルさに声を失う。
どうやって能面ができあがるのか、その工程を少し拝見。
能面は「彫る」とは言わず、「打つ」というのだそうです。
ヒノキの塊に向かう姿は、確かに面を打つ。
古い面であるかのような古びを出すための彩色の工程も圧巻。
顔料を何度も何度も重ね、
拭きとり、ときに、削り。
職人仕事。
人間の手が生み出すものに際限はないと思いました。
ふだんから「人の表情」が気になって見てしまう・・・という伊庭さんがつくられる創作面は、
今を生きる人の顔にも似通っていて
じっくり眺めてしまいます。
狂言面もおもしろい。
実に多くの能面の型がありました。
知らない世界です。
伊庭さんの語る能楽・能面の話は
いつまでも聞いていたいぐらい話題豊富。
「へぇ~」と新たな発見が一杯。
楽しそうに話される姿に、
こちらもどんどんワクワクしてくるのでした。
歴史あるものだから遺さねばならない、ではなく
「おもしろいなぁ」
「素晴らしいなぁ」と感じるものだから
まずは多くの人にご紹介したい。
8月2日開催の、東近江スタイル体感型展示会では、
実演と共に、能面打ちの体験の場も設けてくださいます。
木を打つとヒノキの香りも楽しめる、
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東近江スタイル
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22:18
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